Faq

よくある質問

コンタクトレンズ

Q
眼の健康に良いレンズはどれですか?
A

基本的にハードレンズをおすすめします。1日使い捨てタイプ(1DAY)ソフトレンズも、おすすめはしますが、毎日の清潔を保てるだけで、装用時間、取り扱いを間違えると大変なことになります。

 

装用時間は一般的に8~12時間とされていますが、6~8時間の装用を目安にしましょう。レンズ装用でのうたた寝、お昼寝も禁止します。

 

コンタクトレンズとつきあえる期間は、きちんと装用時間を守って頂いて、25年~30年といわれています。瞳とつきあうコンタクトレンズ装用時間を短く、使用期間は長くしていきましょう!!

 

長時間装用後、目が熱く感じることはありませんか?
熱く感じるのに使用を続けると眼の表面(角膜)の障害を起こす心配があります。

Q
コンタクトレンズの寿命はどれくらいですか?
A

ソフトレンズの場合、約1年、ハードレンズの場合、約2~3年とされています。
※正しいケア、取り扱いをして頂いての期間です。

 

コンタクトレンズには目に見えない無数の穴があります。この穴は外からくる酸素を瞳に届ける大事な役目があるのですが、長く使っていると、つまってしまい瞳は酸素不足に・・・。

 

継続的な酸素不足が続くと、眼の表面・角膜(黒と茶目の所)の透明性を保つ細胞が死に、減少します。この細胞は再生しません!!

Q
瞳の酸素不足って?酸素透過性とは??
A

酸素透過性というのは、コンタクトレンズには目に見えない無数の穴があいています。この穴が多ければ多いほど外界から得られた酸素が瞳に届けられます。
角膜(眼の表面)は裸眼のときは大気中から酸素をもらっています。
だから、コンタクトレンズも酸素を通さなければ、目が呼吸困難になってしまいます。
ハードレンズは分子間の間隔が大きく、“ザルのような構造”になっています。大気中から酸素がくると、酸素が素材の分子間をダイレクトに通り抜け、目の表面(角膜)に届きます。
ソフトレンズは、“スポンジのような構造”で涙をたっぷり含むようになっています。大気中から酸素がくると、一旦レンズに含まれた涙が酸素をうけとめ、目の表面(角膜)まで運んでいきます。

Q
まばたきのたびに見えたり、見えなかったりするのはなぜ?
A

コンタクトレンズは、まばたきによって、視力が不安定にならない範囲で適当に動くという状態が最良です。
装用初期の方に多い症状で、涙が良く出て視力が不安定になることもありますが、慣れるにしたがい安定します。

 

■装用初期症状
異物感、軽い充血、まぶしい、近くが見にくい、上方が見にくい、まぶたがかゆい(こすらないようにしましょう)

 

【ハードレンズの場合】
・部分的に乾く:人工涙液、目薬の点眼、洗浄をする。
・レンズのずれ。
慣れるにしたがい安定しますが、ずれすぎる場合は処方を受けた眼科に相談して下さい。

 

【ソフトレンズの場合】
・レンズの表、裏が逆になっていないか確認。
・眼の表面にあっていない可能性があります。
処方を受けた眼科に相談して下さい。

 

急に見えなくなった場合は、コンタクトレンズがズレたり外れたりしていないか確認して下さい。
レンズと関係なく見えなくなったら、眼の病気を疑います。病気の可能性がありますので眼科医の診察を受けましょう。

Q
使い捨てレンズ(ディスポーザブルレンズ)はなぜ1日、2週間、1ヶ月etcで捨てなくてはいけないの?
A

使い捨てレンズは、1日・2W・1Mしか耐久できない様設計されたレンズです。例え、奇麗で変形もなく使えそうでもいけません。
「つぎに新しいレンズに交換するのいつだっけ?」とついつい忘れてしまう・・・。
そんな方はレンズ交換日、購入日をメールで知らせてくれる「買う日、捨てる日メール」が便利です。レンズ交換日にジャスト着信!是非ご利用下さい。

 

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Q
レンズをはずした後メガネをかけると、物がかすんで見えることがありますがなぜですか?
A

“スペクタクルブラー”という現象です。
主な理由として、眼の表面(角膜)の酸欠状態によって一時的に眼の表面が変化していると考えられます。→酸素透過性の高いレンズでは、ほとんどおこりません。

Q
眼に痛みがあります。まず何をすれば良いですか?
A

レンズの内面の汚れ、ゴミの混入(まつ毛などがレンズ下に入った)、レンズの欠損・亀裂・キズ、レンズに汚れ付着、眼の病気が考えられます。

 

レンズを外してみましょう!!
→外すと痛い:眼の表面(角膜)にキズがついていると考えられます。
→装用時が痛い:コンタクトレンズに問題があると考えられます。

 

痛みや違和感がある場合は直ぐにコンタクトレンズを外し、眼科受診をおすすめします。

 

当院ではコンタクトレンズの汚れや傷の具合を顕微鏡で調べ、患者さんに見て頂いています。個人個人、傷の付き方や汚れ具合を見て、今後のケアをアドバイスしています。
爪は長くありませんか?レンズを入れたり出したりするときに、眼を傷つけてしまう場合があります。レンズの取り扱いを見直してみましょう。

Q
キズが付いているレンズは使えますか?
A

キズの程度によります。キズがひどくなるとレンズがすりガラス状になるので、見えにくくなります。眼科の検査にて、装用時の視力とメガネ矯正後の視力の違いがわかると思いますよ。

Q
欠けたコンタクトレンズを装用するとどうなりますか?
A

異物感、痛み、充血などのトラブルが起きます。すぐに外し、メガネを掛け、眼科受診しましょう。コンタクトレンズはトラブルがつきもの!いつも見えるメガネを常備するといつでも安心です。

Q
ハードコンタクトの変形・裏返り後、使用できますか?
A

ほとんどの場合使えません。
素材がプラスチックなので、温かいお湯での洗浄後、変形や裏返りがおきたりします。年数を重ねたり、強く押すと裏返ることもあります。

Q
どんな時にコンタクトレンズにキズがついたり破損しますか?
A

・落としたり、それを拾ったりする時。
・洗浄時に爪があたったり、強くこする時。
・荒れている指先で洗う時。(水で仕事をしている方に多い) ・ケースにしまったり、出したりする時。
・ソフトレンズの乾燥、煮沸消毒で空焚きした時。

Q
コンタクトレンズが目に貼り付いたようで外せません。どうすればいいですか?
A

■ハードレンズの場合
・レンズが眼の表面にあるのを確認し専用スポイトを使ってはずします。
・洗面器などに入れた水の中に顔をつけ、まばたきをしながら外します。
・ハードレンズがずれたまま動かない場合も、スポイトを使って外します。
他の方法として、例えば茶目の下に吸着した場合、鏡を上にもっていき、下まぶたをしっかり下げ、レンズの下の縁が白目(結膜)と接するところを下まぶたの縁で浮かせるように、少し強めに押します。レンズと白目の間に空気が入れば、簡単に動かせます。

 

■ソフトレンズの場合
人工涙液型目薬をたっぷり点眼後、レンズが動きやすくなったら、外します。それでも外せないときは眼科医の診察を受けて下さい。

Q
白くなったレンズは使えますか?
A

タンパク除去剤を使用しても改善しない場合はレンズを新しくして下さい。

Q
ソフトレンズにインクやマジックの色がついてしまいました。使えますか?
A

使えません。新しくしましょう。

Q
ソフトレンズが破れる時は、どんな時ですか?
A

爪などの鋭いもので、ひっかいてしまったり、ケースの蓋にはさんでしまった時に多いようです。
・ケアをする時は優しく指の腹で洗浄しましょう。
・ソフトレンズは十分濡れている時は折り曲げても破れることはありません。

Q
コンタクトレンズを紛失してしまいました。他人のレンズを借りてもよいですか?
A

やめて下さい。たとえ家族や友人でも絶対にしないで下さい。眼の表面の形やレンズの度数は、1人1人違います。また、感染によって眼の病気の心配があります。

Q
レンズがよく、くもる原因は何ですか?
A

■レンズが乾いている
意識的にまばたきの回数を増やしたり、人工涙液型目薬を点眼するというのも一つの方法です。

 

■レンズが汚れている
専用のレンズクリーナーで、はめ直して下さい。
また、1日の装用後のケアとしてタンパク除去剤使用もおすすめします。それでも、くもる様であれば、キズ、汚れの可能性があります。
処方を受けた眼科医に相談をしましょう。

 

時間が経つにつれて見えにくくなるのも乾きや汚れが第1の原因です。目薬を点眼したり、洗浄をしてみましょう。

Q
長時間のレンズ保存は、どうすればよいですか?
A

■ハードレンズの場合
きれいに洗浄、保存液に浸し保存します。
2~3ヶ月に一度洗浄し、保存液を取り替えて下さい。

 

■ソフトレンズの場合
きれいに洗浄、消毒し、冷暗所に保存します。
1ヶ月に一度洗浄し、保存液を替え、消毒を行います。