Glaucoma

緑内障

緑内障について

緑内障レーザー治療、緑内障手術をおこなっています。視神経が障害され、視野が狭くなる病気です。 眼圧の上昇が病因の一つです。

房水と眼圧

目の中には房水といわれる水分があり、一定の圧に保たれています。何らかの原因で房水の流れが妨げられると眼圧が上昇します。

症状 眼が重い、視野狭窄、視力低下
※緑内障発作・・・閉塞隅角緑内障で急激に眼圧が上昇して、眼痛、頭痛、視力低下、充血があり、緊急手術が必要。
検査 視力検査、眼圧測定、細隙灯検査、眼底検査、OCT検査、視野検査
治療 1.点眼、内服等で眼圧コントロール 2.レーザー治療 3.手術治療
基本的には生涯にわたる治療が必要です。
対策 水分摂取をひかえる、ストレス対策、疲れ対策

緑内障の種類

  • 開放隅角緑内障

    房水の出口(隅角)は広いが、排水障害があり、眼圧が上昇します。多くは40歳以上で発症し、近視の方に多く見られます。

  • 閉塞隅角緑内障

    隅角が狭く、排水障害となり、眼圧が上昇します。40歳以上の女性、遠視の方に多く見られます。急性緑内障発作を発症すると予後が良くありません。

  • 正常眼圧緑内障

    日本人の70%近くを占め、眼圧は正常にもかかわらず、視神経に障害が出ます。視神経の循環障害が疑われています。

  • 続発性緑内障

    ステロイド、ぶどう膜炎、眼底出血、糖尿病性網膜症などにより、起こります。

  • 先天性緑内障

    牛眼と言われ、生まれつきのものです。